平成23年度には財政破綻? [Economy]
とりあえず平成22年度の当初予算案を決定したものの,平成23年度以降の予算編成が気がかりです。とりわけ,財源(歳入)の確保についてです。
今回は国債を「44兆3030億円」を発行し,税外収入を合わせて,税収の不足分を確保していますが,次年度(平成23年度)も継続して確保できるか,逆をいえば,税収が著しく増加(20%+α)するするかどうかの見込みが立たない中で,平成22年度単発の施策展開にならないのかと不安になります。
昨今の少子化問題,自殺者問題や年金問題などの諸問題を議論をする際に,将来の姿やその道筋が不明,といいうこともその要因のひとつとされていますが,自民党政権時代よりも,一層不透明さが増したように感じます。
12月30日には成長戦略がだされるそうですが,この中で,明るい将来像を共有し,その将来像に向かったコツことと地道に進んでいく社会を築きたいものです。
なお,前政権時代の「新成長戦略大綱」(平成18年7月6日 財政・経済一体改革会議)があります。平成20年9月には,「新成長戦略」の改訂がなされています。その中での基本的な政策の方向性は,何ら変わっていないと思いますが,大所高所からの論点整理と議論展開を期待したいものです。
2009-12-26 13:31
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