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ミッドナイト・イン・パリ [Life]

平成24(2012)年6月3日(日)

 ウッディ・アレン監督の最新作で、歴代最高のヒット作(というふれこみ)の映画『ミッドナイト・イン・パリ』を観た。

 この映画は、アカデミー賞のゴールデン。グローブ賞と脚本賞をW受賞しています。作品賞・監督賞・美術賞の各賞もノミネートされたようです。


(きっかけ・動機)

 日地曜日だというのに、家族は仕事やらなにやらで、平日を同じように朝をスゴしていた。特に予定のない私は、久し振りに映画でもみようと、「NAVER映画検索App」で、自宅近辺の映画館での上演作品・上演時間をチェックしていて引っかかったのが、この映画『ミッドナイト・イン・パリ』だった。
 上演開始も午前9時50分からと余裕があったので、朝食、メールチェックや楽天市場のスーパーセールをのぞいて出かけた。
 なお、この映画については、5月20日の朝日新聞の 特別紙「GLOBE」の映画クロスレビューにも紹介されていたようであるが、あまり記憶にない、というかこれ自体を読んでいないので、どのような評価を受け、評判であったかは、その映画検索appを使ってみた程度である。


(映画館の様子)

 休日の朝一番目の上映だったためか、10名も観客はいなかった。その年齢は、私を除くと、20~30歳代が2名(男と女の2名)、50歳代の夫婦が2組、40~50歳代の女性が2名程度、といったところか。

 
(映画の内容)

 パリの風景や町並みが、朝から昼、そして夕方から真夜中と時間の移ろいとともに流れ、天気も晴れたり雨が降ったりと、パリの街のすばらしさが大オープニングからしばらく流れる。その間、1970年代の日曜日の午前に放映していた海外旅番組『兼高かおる 世界の旅』を想い出していた。

 セーヌ川河畔を歩く姿、パリの町並みの喧噪さ、饒舌で理屈っぽい会話、そして夢と現実との対比・・・。これらは、私が観たウッディ・アレンの映画の断片が思い起こされた。

 ストーリーについては、オフィシャルサイトに掲載してあるので、長くなりますが、以下に引用しておきます。

 若くして映画業界で成功を収めたギル(注:オーウェン・ウィルソン)は、いつになく気分が高揚していた。婚約者イネズ(注:レイチェル・マクアダムス)の父親の出張旅行に便乗し、心から愛してやまないパリにやってきたのだ。ハリウッドの売れっ子脚本家のギルは、ビバリーヒルズの豪邸を購入してもお釣りが返ってくるほどの高所得者だが、ワンパターンの娯楽映画のシナリオ書きに虚しさを感じている。本格的な作家への転身を夢見る彼は、ノスタルジー・ショップで働く男を主人公に据えた処女小説の創作に挑戦中。そしていつかパリに移住したいと願っているが、お嬢様育ちでとことん現実主義者のイネズは、マリブでの安定したリッチな生活を主張して譲らない。そんなふたりの前にイネズの男友達ポール(注:マイケル・シーン)が出現。何かにつけて歴史や芸術のウンチクをひけらかすポールは、イネズと水入らずでパリを満喫しようとしていたギルにとって、お邪魔虫以外の何者でもなかった。 ・・・(中略)・・・  夜な夜な1920年代のパリに繰り出すギルは、会うたびにアドリアナ(注:マリオン・コティヤール)に惹かれていく。そして5度目のトリップを終えたとき、ギルは人生を左右する大きな決断をくだすことになる。果たして気まぐれなパリの街は、そんな彼に微笑んでくれるのだろうか………。

※()内の注は、引用文にキャスト名を追加していることを示しています。

(補足すると)

 ウッディ・アレン監督の映画といえば、私にとっては、『アニー・ホール』『ハンナとその姉妹』『カイロの紫のバラ』『カメレオンマン』を観たという記憶と深い印象が残っています。この作品も、そのひとつとして、今後も心に残る作品です。


 

 



いずれ、公式サイト等も閉鎖されるでしょうが・・・

▼映画『ミッドナイト・イン・パリ』の公式サイト

ミッドナイト・イン・パリの作品情報(映画.com)

ミッドナイト・イン・パリ(goo映画)

W・アレンが恋の都パリを描き、NO.1の永久保存版が誕生。(dacapoより)

▼映画『ミッドナイト・イン・パリ』予告編





 
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