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公示地価、全都道府県で2年連続下落 上昇は7地点だけ [News]

2010(平成22)年3月19日(金)

 公示地価の下落傾向は続いています。



 このニュースのキモは、
・人口減少、企業業績の低迷などを要因に2年連続で下落
・上昇した地点は過去最低の7地点のみ
・3大都市圏の下落率が、住宅地、商業地ともに地方圏を上回ったこと

 帰りの車の中で聞いていたラジオ番組で、このニュースに関連した有識者のコメントで「この傾向が続くとは思われない」という根拠のない、希望的な感想(具体的なデータがないので観測ではない)を述べていた。

 土地を求める者が増えれば、土地価格は上昇するでしょうが、明らかに人口減少が続く中、買い手を国外に求めて(海外投資家などに売り込む?)ことで、需要を喚起できるだろうが、海外資本による土地の取得が進むことは望まない。
 一方、外資系企業の日本からの撤退に見られるように、残念ではあるが、今の日本には土地を取得するほどの経済的なメリットはないのかもしれない。

 土地の価格の上昇・下落も気になりますが、それよりも耕作放棄地の増加に見られような国土の荒廃が心配です。

▼耕作放棄地対策の推進(農林水産省)
http://www.maff.go.jp/j/nousin/tikei/houkiti/index.html

 「耕作放棄地」の定義も農林水産業センサスと「耕作放棄地全体調査結果(平成21年4月7日)」では異なるようですが、ここでも土地の引き受けて=人、が課題となっているようです。

 土地を財産として所有するのか、土地を所有せずとも利活用するのか。今後もいろいろと考えていきたい。

 整理がつかないので、今日はここまで。




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